工工四の、漢字の、右上に、「’」とか「`」って付いてるときは、
「打ち音」。
「尺`」なら、尺の場所を、左手の小指で弦を叩いて音を出します。
このとき、たとえば「四尺`」という演奏順だったら、ちゃんと尺の音は出ます。
直前に中弦を弾いているので。
でも、「工尺`」みたいな順番(芭蕉布や豊節に出現)だと、直前うが女弦なので、大きな音が出ません…
この音をちゃんと出したい!というとき、
解決策は、
こっそりバチで弾く(小さく)
…がベストだと思うんですが、
あくまで正攻法で行くとなると、
「左手首をクルッとまわす感じでスナップを利かせて、
強く、速く、指の先で、叩く!」
という、基本的なアプローチをするしかないです。
これが、左手に棹を載っけている人だと、一生ムリなんです。
手首を勢い良くまわすとき、その反動で、左手から棹が、ピョンと跳ね上がっちゃいます。
右手で楽器をガッとおさえて、左手は棹からちょと浮かして、
あとは、強・速・指先、で、やってみましょう。
左手離しをやらないと、他にもいろんな弊害がありますよ。
※このへん、自分はここのサイト↓で勉強しました。
いちにの三線remix