安里屋ユンタ、ユンタとは?

曲名にある「ユンタ」とは?
八重山諸島の農作業で、たとえば大勢で田植えをするとき、男女に別れて交互に歌いながら働く、労働歌のことです。

安里屋のほかにも、「崎山ユンタ」「こいなーユンタ」などが有名曲。


…なので、本来は、三線の伴奏はなくて、歌のみ(手は作業するので)。
歌詞も、物語風のが、長く続きます(作業はずっと続くので)。


新・じゃない、安里屋ユンタ(石垣version)では、

1番:安里の家にクヤマという美人がいて、
2番:小さいころから、色白の美女で、
3番:島に来た役人から、現地妻になれ、といわれて、
4番:クヤマは、役人なんて嫌、と断って、
と、えんえん20なん番まで続くようです。

倶楽部で習うのは、7番まで。これでも長い(…覚えられない)

この曲、三線はワリと簡単ですけど、歌は、倶楽部課題曲のなかでもムズカシしさTOPですね。
妙な字あまり感があって、音が三線とズレます。


倶楽部のイベント出演での、選曲には、↑の安里屋ユンタが、よく使われます。
初級クラスのひとも、この曲と、豊年音頭あたりを、とりあえず独学で覚えてしまいましょう。
そうするとイベントに参加できて、なかなか楽しいです。



さらに詳しくは、島唄まじめな研究ページをどうぞ。